『夜はあれから』
夜は
夜はあれから
またわたしを刺そうと
虎視眈々と狙っている
暗闇の中で闘志を燃やし
その熱で光らせた目が
燈のように揺らめき
こちらに向かって手を伸ばす
わたしとの狭間に取り残された黒が
1ミリまた1ミリと削られてゆき
ついにこの肌に直接のめり込もうとしている
目が
重たく光る君の目が
威圧的にこちらを見ているけれど
それがどうした
わたしが君を恐れるとでも思ったか
『夜はあれから』
夜は
夜はあれから
またわたしを刺そうと
虎視眈々と狙っている
暗闇の中で闘志を燃やし
その熱で光らせた目が
燈のように揺らめき
こちらに向かって手を伸ばす
わたしとの狭間に取り残された黒が
1ミリまた1ミリと削られてゆき
ついにこの肌に直接のめり込もうとしている
目が
重たく光る君の目が
威圧的にこちらを見ているけれど
それがどうした
わたしが君を恐れるとでも思ったか